まずダイエットと耳にすると運動と食事管理が頭に浮かぶと思います。ウエイトトレーニングや有酸素運動をして、お菓子やお酒を我慢して太る食べ物を避け、良質なタンパク質を摂る。そのようにして筋肉をつけて、代謝を上げて脂肪を燃焼していく。概ねダイエットとは、このようなイメージです。では、そのタンパク質はどこから吸収されるかというと「小腸」です。タンパク質からアミノ酸に分解されて小腸の粘膜から吸収されます（膜吸収）。そこで今回はさらにダイエットを順調に進めるために、「腸内環境」に注目してみましょう。
腸内細菌のバランスと肥満には関連性があります。肥満菌とも呼ばれる多くのエネルギーを取り込んでしまう「フィルミクテス門」の量を減らすことができると、太りにくくなる可能性があります。また、太ることでさらに腸内環境が悪くなり、太りやすくなるという悪循環に繋がってしまいます。
便秘とは便の水分量が少ないことや、便の通り道が狭くなることが原因といわれています。便秘になると食欲不振や腹痛だけでなく、肌荒れなど全身に悪影響を及ぼします。便秘が続くと基礎代謝が落ちて痩せにくくなります。善玉菌を増やし腸内環境を整えて、腸のはたらきを良くすることが重要です。
下痢になる原因として便秘とは逆に、便の水分が異常に増加してしまうことが原因です。こちらも善玉菌を増やし、腸内フローラのバランスを整えることが重要です。
人間の免疫細胞の半分以上が、腸の中に生息しているといわれています。善玉菌は免疫細胞を活性化させ、細菌やウイルスから守ってくれるはたらきがあります。免疫力は加齢とともに衰えてきますが、腸内環境を整えることにより、健康な身体を維持することができます。
・ヨーグルト
・納豆
・キムチ
・チーズ
・味噌
・ぬか漬け など・・・
・野菜類（ごぼう、にんじん、芽キャベツ、おくら、ブロッコリー、ほうれん草）
・豆類（納豆）
・芋類（里芋、こんにゃく）
・海藻
・きのこ類
・果物 など・・・
・野菜類（玉ねぎ、ごぼう、ネギ、にんにく、アスパラガス）
・果物（バナナ）
・豆類（大豆） など・・・
上記の知識も踏まえ、トレーニング内容と体の内側からあなたの体質を改善する方法を提案します。
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作成：カレパーソナルトレーニング 葛西航太
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